中桐 望『フェイト ベートーヴェン/リスト/ラフマニノフ』 [TTOC-0097]

中桐 望『フェイト ベートーヴェン/リスト/ラフマニノフ』 [TTOC-0097]

販売価格: 3,500(税込)

在庫数 100点
数量:

商品詳細

Fate — 抗えない運命の流れの中で、迷い、葛藤しながらも受け入れ、前へ進む。
7 年ぶりのアルバムに刻まれた、中桐望の現在地。

ベートーヴェン L.v.Beethoven
ピ アノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2
「テンペスト」
Piano Sonata No.17 in D minor "The Tempest" Op.31-2
I. Largo - Allegro
II. Adagio
III.Allegretto

リスト F.Liszt
巡礼の年 第2年「イタリア」S.161より
「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」
Années de pèlerinage deuxieme année "Italie"
"Après une lecture du Dante-Fantasia quasi sonata" S.161

巡礼の年 第2年「イタリア」S.161より
ペトラルカのソネット 第104番
Années de pèlerinage deuxieme année "Italie"
"Sonetto 104 del Petrarca" S.161
ラフマニノフ S.Rachmaninov

ヴォカリーズ (コチシュ編) Vocalise (Arr. Z. Kocsis)

コレルリの主題による変奏曲 作品42

発売日 2026年6月17日
品番 TTOC-0097 価格 3,500円税込
制作・販売元 ティートックレコーズ 発売元 ディスクユニオン
POS 4582561411830

【アルバム紹介】
中桐望、7 年ぶりとなる待望のニューアルバム《Fate》。
本作は、ベートーヴェン《ピアノ・ソナタ第 17 番「テンペスト」》、リスト《ダンテを読んで》《ペトラルカのソネット第 104 番》、ラフマニノフ《ヴォカリーズ》《コレルリの主題による変奏曲》という、時代も国も異なる作曲家たちの作品を、“D minor(ニ短調)”というひとつの調性によって結びつけた意欲作である。
“運命” や “宿命” という大きなテーマを内包する D minor の響きは、抗い難い現実の中で葛藤し、それでも前へ進もうとする人間の姿を浮かび上がらせる。ベートーヴェンが難聴という運命に直面しながら切り拓いた革新性、ダンテ『神曲』の世界を通して苦悩と救済を描いたリスト、そして祖国を離れたラフマニノフ晩年の孤独と祈り――それぞれの作品は深く呼応し合い、ひとつの壮大な物語として聴き手の前に現れる。
中桐望は、卓越した技巧だけでなく、作品の内面へ静かに深く入り込むような演奏によって、このアルバムに濃密な精神性を与えている。劇的でありながら決して感情に溺れず、繊細な陰影と緻密な構築によって描かれる音楽は、まさに現在の彼女だからこそ辿り着けた境地といえるだろう。
ティートックスタジオの極めて上質な録音空間と名器の響きの中で収録された本作は、演奏・音響の両面において高い完成度を誇る。
《Fate》は、単なる名曲集ではない。ひとつの調性を通して描かれる “内面的な旅” として、聴く者それぞれの心に深く響くアルバムとなっている。

中桐 望(ピアノ) Nozomi NAKAGIRI - Piano
岡山市に生まれ、3歳よりピアノを始める。
岡山城東高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞を、卒業時にアカンサス賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。
2013年に同大学院修士課程を首席で修了し、クロイツァー賞、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア大賞を受賞。
第78回日本音楽コンクール第2位。第3回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール第2位、併せてコンクール委嘱新曲課題曲の最優秀演奏者に贈られるSonja Huber賞受賞。第58回マリア・カナルス国際音楽コンクール第2位・聴衆賞受賞。第7回ピアナーレ国際ピアノアカデミー&コンクール第1位。第15回グリーグ国際ピアノコンクールセミファイナリスト、併せてAAF(アーリンク・アルゲリッチ財団)賞を受賞。第8回浜松国際ピアノコンクール第2位。
大学院修了後は国外のマスタークラスを受講しながら研鑽を積み、2014年1月にはパリのサル・コルトーにおいてリサイタルデビュー。同年4月には故郷の岡山ルネスホール、名古屋の宗次ホール、東京の浜離宮朝日ホールでデビュー・リサイタルを行い、バッハ=ブゾーニ、シューマン、ブラームス、ショパン、ラフマニノフといった作品を鮮やかに演奏して好評を博した。
2014年よりロームミュージックファンデーション奨学生としてポーランドのビドゴシチ音楽院研究科に留学。2015年にデビューCD『ショパン&ラフマニノフ』(オクタヴィアレコード)がリリースされ、その記念として東京・ 名古屋・大阪・岡山・静岡・愛媛などでリサイタル・ツアーを開催。特に東京の浜離宮朝日ホールでのオール・ ショパンプログラムの演奏が高く評価され、2015年度の第42回日本ショパン協会賞に選ばれる。2019年にセカンドアルバム『ショパンの歌』(オクタヴィアレコード)をリリース。
これまでに岡山フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、 Orquestra Simfonica del Valles (スペイン)等、多数オーケストラと共演。
岡山芸術文化賞・グランプリ、福武文化奨励賞、エネルギア音楽賞、マルセン文化賞など数々の賞を受賞。
ピアノを内山優子、近藤邦彦、平川真理、芦田田鶴子、大野眞嗣、角野裕、エヴァ・ポブウォツカの各氏に師事。また、菅野潤、ディーナ・ヨッフェ、アンナ・マリコヴァ、アンジェイ・ヤシンスキ、ボイチェフ・ジュヴィタワ、フィリッ プ・ジュジアーノ、アンドレイ・ピサレフ、パーヴェル・ネルセシアン、マリア・ジョアン・ピリスなど各氏のマスタークラスを受
講し研鑽を積む。
現在は岡山を拠点に国内で演奏活動を行う他、後進の指導にも力を注いでいる。 日本ショパン協会会員。
中桐 望 オフィシャルサイト www.nakagirinozomi.com