関野直樹「FANTASIC PIANO」 [XQDN-1051]

“魔法の指”の異名を持つハンガリー在住の実力派ピアニスト、関野直樹のサード・アルバム。ピアニスティックな幻想曲の名曲ばかりを集めた関野直樹のベスト・アルバムとも言える力作。32bit超高解像度録音作品。

収録曲
I. リスト：ダンテを読んで―ソナタ風幻想曲―巡礼の年報第2年“イタリア”より S.161-7
F.Liszt ：Aprés une lecture du Dante
Fantasia quasi sonata S.161-7
From Années de pèlerinage Deuxième année: Italie

II.ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ・第14番 嬰ハ短調「月光」作品27-2
II-1. 第一楽章
II-2. 第二楽章
II-3. 第三楽章
L.v.Beethoven：Piano Sonata No.14 C-Sharp Minor
"Quasi una Fantasia
Moonlight " Op.27-2

III. スクリャービン：ソナタ・第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」作品19
III-1. 第一楽章
III-2. 第二楽章
A.Scriabin：Piano sonata No.2 G-Sharp　Minor “Sonata-Fantasy” Op.19

IV. ショパン：幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66　
F.Chopin：Fantasie Impromptu C-Sharp Minor Op.66

V. ショパン：ノクターン ハ短調 作品48-1
F.Chopin：Nocturne C Minor Op.48-1

VI. ヘンデル＝リスト:歌劇「アルミ-ラ」より、サラバンドとシャコンヌ S.181


『魔法の指』の異名を持つハンガリー在住の実力派ピアニスト関野直樹の3rdアルバムは、ピアニスティックな幻想曲の名曲ばかりを集めたベストアルバムとも言える力作。 わき上がる音のドラマとしての「幻想曲―ファンタジー」は、バロックから現代まで音楽家達の自由な創造の舞台であった。それは人間の感情・熱情のうねりを、音はそのままに表現することが出来るからである。それぞれの音楽家、時代の特徴を持ったファンタジーが作曲されてきたが、今回はその中でもとりわけピアニスティックな幻想曲の名曲を集めたことにより、関野の波打つようなダイナミックであり、同時に繊細なピアニズムに幻想曲の神髄を聴くことができる。2007年製ベヒシュタインを使用し、高音質録音の草分け的存在のティートックスタジオにてエンジニア金野貴明が担当した優秀録音盤。32bit超高解像度録音作品である。