加瀬 孝宏 「エモーショナル・オーボエ 」 [TTOC-0043]

加瀬 孝宏 「エモーショナル・オーボエ 」 [TTOC-0043]

販売価格: 3,300円(税込)

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商品詳細

「20年目も、本気」東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者・加瀬孝宏が奏でるオーボエによる藝術世界。
192KHz / 32bit 高解像度レコーディング。
さらに特典として192KHz / 24bitハイレゾ音源3曲が楽しめるダウンロード用QRコード付き!

加瀬 孝宏 Takahiro KASE
「エモーショナル・オーボエ / emotional oboe」
定価3,300(税込):3,000+税
CD&ハイレゾ音源3曲付き(192KHz/24bit)
発売日 2020年9月30日
品番 TTOC-0043
制作・発売元 ティートックレコーズ
販売元 ディスクユニオン

【収録曲】
◇ビュッセル/アストゥリアス〜スペインの旋律による
Henri Büsser /Asturias sur des thème Espagnols pour
Hautbois et Piano

◇ギュドファン/白鳥の歌
Jordan Gudefin/Le Chant du Cygne pour Hautbois et Piano

◇ドビュッシー/ビリティス(6つの古代碑銘)
Claude Debussy/Bilitis (Six épigraphes antiques)
pour Hautbois et Piano
夏の風の神 パンに祈るために
Pour invoquer Pan, dieu de vent d’été
無名の墓のために
Pour un tombeau sans nom
夜が幸いであるために
Pour que la nuit soit propice
クロタルを持つ舞姫のために
Pour la danseuse aux crotales
エジプト女のために
Pour l’Égyptienne
朝の雨に感謝するために
Pour remercier la pluie au matin

◇ドリング/フルート、オーボエ、ピアノのためのトリオ
Madeleine Dring/Trio for Flute, Oboe and Piano
Allegro con brio
Andante semplice
Allegro giocoso

◇ドヴォルザーク ピアノとオーボエのためのソナチネ 作品100
Antonín Dvořák/Sonatine for Piano and Oboe Op.100
Allegro risoluto
Larghetto
Scherzo. Molto vivace
Finale. Allegro molto

【特典】
192KHz/24bitハイレゾ音源(ダウンロード)
Tr.05 Pour un tombeau sans nom
Tr.10 Andante semplice
Tr.15 Finale. Allegro molto


【メンバー】
【オーボエ/OBOE】
加瀬孝宏Takahiro KASE
ジュネーヴ音楽院修了
東京フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者

【ピアノ/PIANO】
大野真由子 Mayuko OHNO
東京藝術大学大学院修了
東京藝術大学非常勤講師

【フルート/FLUTE】
神田勇哉 Yuya KANDA
パリ地方音楽院、エコール・ノルマル修了
東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者

Total Engineer&Produced by 金野貴明
2020年4月9日&10日RECORDING

「アルバム紹介」
僕がスイス留学から帰国して大阪フィルハーモニー交響楽団でキャリアをスタートさせてから20年。あっという間の20年でした。右も左も分からないオーケストラ・プレイヤーが周りの先輩や仲間に育てられて、現在に至ります。今、東京フィルハーモニー交響楽団で首席オーボエ奏者として演奏活動をしていますが、ソロ・室内楽奏者としての意識はずっと持ち続けていました。ソロを吹くということは大変なエネルギーを要しますが、僕のライフワークとして続けています。これまで数多くのリサイタルを全国各地で行い、バロック音楽をはじめとした室内楽の活動も続けてきました。そして2012年に念願の1stアルバムをリリースしてから8年。この20年という節目の年に幸運が重なり、この度2ndアルバムをリリースする運びとなりました。オーボエ音楽を追求することは基より、オーボエ以外の優れた作品をオーボエで演奏し、そのレパートリーを紹介するという活動も行っています。言わばそれはオーボエの可能性に挑戦するものであり、この2ndアルバムでもドヴォルザークやドビュッシーなどのレパートリーによってその音楽性が開花しています。そしてアルバムのプログラムについては、「僕が素晴らしいと感じ、オーボエ界においても演奏され続けて欲しい作品、そしてオーボエを好きな方もこれからオーボエを聴いていただく方にも素敵だなと感じられる」作品をチョイスしました。演奏も各作品によって性格を変え、ときにクールに、ときに熱く演奏しました。「20年目の本気」そして「20年目も本気」をこのアルバムから感じ取っていただけましたら幸いです。そしてれまで応援してくださった方々、僕に関わったすべての方々、先生方、家族、親戚…すべての方々に感謝致します。

加瀬孝宏 Takahiro KASE プロフィール
千葉県生まれ。国立音楽大学、ジュネーヴ音楽院高等課程を卒業。1998年より1年間Sinfonietta de Lausanneの客演首席奏者を務める。翌年帰国し大阪フィルハーモニー交響楽団の第一オーボエ奏者を6年間務め、2006年より東京フィルハーモニー交響楽団に首席奏者として移籍、現在に至る。
1998年パリで行われた「Musicora’98」木管五重奏部門第1位。2000年「国際オーボエコンクール・東京(現・軽井沢)」に入賞。2002年「第27回トゥーロン国際コンクール」においてオーボエ部門の日本人として初のヴァロワ・ド・パリ特別賞を受賞。同年「第19回日本管打楽器コンクール」第1位。2006年「サイトウ・キネンフェスティバル」にソリストとして出演。武満徹「ディスタンス」はNHKにて全国放送され絶賛された。2009年には韓国スウォンにてマスタークラスを開講。2010、2016、2019年に「日本音楽コンクール」オーボエ部門の、また2017年「東京国際音楽コンクール」木管楽器部門の審査員を務める。2012年には初のソロCDアルバム「Chansonette シャンソネット〜20世紀のオーボエ作品集」をリリース。2020年秋には2ndアルバムのリリースを予定している。
ソロ、室内楽奏者として各地でリサイタルを数多く行う。フレンチ・バロック音楽を中心に演奏を繰り広げる「アンサンブル・ラ・レヴェランス」、木管三重奏団「トリオ・レスペランス」などで活躍している。2018年には医系弦楽オーケストラアンサンブル第8回定期演奏会にソリストとしてモーツァルトの協奏曲K.314を共演。日本中から一流プレイヤーの集まる吹奏楽団「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」オーボエ奏者。また習志野シンフォニエッタ・千葉のオーボエ奏者も務める。吹奏楽への愛情は深く各地の学校での「音楽、技術、心」の指導力には定評がある。洗足学園音楽大学非常勤講師。名古屋音楽大学客員准教授。これまでにオーボエを似鳥健彦、丸山盛三、モーリス・ブルグ、ローラン・ペルヌーの各氏に師事、現代音楽をジャン=ジャック・バレ氏に師事。
Twitterアカウント/ @KaseTakahiro
Instagramアカウントkasetakahiro_oboe